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8月の日曜休みも今日でラスト
ぽてぽてとお出かけして劇団銅鑼の舞台公演『二重の不実』を見てきました



上板橋駅で下車して地図を片手にぽてぽて移動
地図で見ると駅から遠そうな雰囲気でしたが実際に歩いて見ると近くて良かった
自分は早く行ったので見れなかったけど、駅から劇場までのルートの要所要所にスタッフが道案内に立ってたっぽいです、マジ親切!
開場30分前に到着したらまだ門が閉まってたのでちょいと時間を潰してから再度訪問
20分前には開門してたので敷地内で待たせてもらうことに
庭には劇団のスタッフさんが沢山居て超アットホームな雰囲気でした
一番乗りだったので木陰に用意された椅子を勧められたので着席して待つことに
途中でスタッフさんに団扇を戴いたりしてんなんかVIP待遇みたいな気分
しばらくして開場になったので入場
外から見た感じだと建物自体はあまり大きく無さそうでしたが中は結構広かった
中央に『回』の字形の舞台が設置してあって両サイドに客席という特殊なスタイル
外周が花道っぽくなってて真ん中に四角い島、外周と島の間には溝があるのよ
とりあえず最前列の中央付近を確保して鑑賞


以下、本日最終公演だったのでネタバレ含め舞台の内容
一応わかりやすいように自分なりに脚色して書きます


内容を三文字で表すと…

『NTR』

ですかね…

まぁ性的な表現は全然無いですけどね

アルルカンという決して美男子ではないけれど正直で真っ直ぐな性格の青年と
シルヴィヤという美人ではないが性格も良く一途で献身的な女の子がいました
二人はお互い深く深く愛し合っている恋人同士でした

ある日、国を治める大公が外遊に出ていたときにシルヴィヤと出会い、大公はシルヴィヤに恋をしました
恋焦がれる大公はついに大公の強権でシルヴィヤを自らの后にするべく誘拐してしまう
しかし、大公も本来は国民から慕われる程の人物、根っからの悪人ではない
アルルカンとシルヴィヤが両思いだという事を知って葛藤が生まれる
強制的に結婚してもそれは恋が成就するという事ではない…
そこで側近達はアルルカンとシルヴィヤを破局させて、シルヴィヤを大公になびかせるという作戦を決行する…

城に召喚されるアルルカン
最初の作戦は側近のフラミニヤの妹であるリゼットが色仕掛けでアルルカンを誘惑
しかしリゼットの美貌への自信によるプライドの高さから失敗
簡単に言うと純朴青年にはキャバクラのお姉ちゃんとか無理!みたいな感じ
ちなみにリゼット役が名塚さんでしたが…もうね…
ホットパンツにヒール付きのロングブーツでね…
太腿がね…
おっと!これ以上は危険なのでやめておこう


とまぁ最初の作戦は失敗
次の作戦は色仕掛けという直接攻撃で失敗した教訓を生かし
姉のフラミニヤがアルルカンの情に訴える作戦を実行
そして同時に大公自身が大公の忠臣という設定でシルヴィヤに接触し優しく振舞う
フラミニヤは監禁されていた二人をわざと再開させる
二人は改めてお互いの愛を確かめ合い、絶対に愛し合い続けると誓う
しかしこの再開はフラミニヤの仕掛けた罠の一部
城には二人の味方は誰もいないということを生かし、協力的な行動をして自分は二人の味方だという印象を植え付けていく
同時に大公もシルヴィヤとの接触で絆を深めていく…

そしてふたりの感情に変化が現れる
アルルカンは次第にフラミニヤの存在が大きくなり
シルヴィヤは大公の存在が大きくなっていった
フラミニヤも最初は騙すだけだったアルルカンに魅かれていく

純朴で無欲なアルルカンにとある貴族が野心と向上心を持てという説得をされたり
揉みあいになりながらも大公のシルヴィヤへの気持ちを聞いたり
大公の側近の男から自分はフラミニヤに幼い頃から好意を抱いているという話を聞いて
アルルカンの感情は臨界点に達してしまう
大公への謀叛で処罰されるのを避けるために逃げる準備をしていたフラミニヤに
アルルカンはシルヴィヤより先に出会っていたらフラミニヤと結婚したいと告白

城の貴族の女達やリゼットの噂や悪態により疲れ果てていたシルヴィヤも
慰めにきた大公に対してはアルルカンより先に出会っていたら貴方と結婚したいと告白してしまう
まだ大公の正体を知らないシルヴィヤは
『あなたが大公なら、迷わずに結婚できるのに』と言ってしまう
そこで大公は『君のためなら大公を殺してだって守る』と切り札を放ち
『そんなことをしたらあなたが~』
『大丈夫!だって僕が大公だから!』
アルルカンはシルヴィヤは大公と結婚して裕福な生活を送って欲しい
シルヴィヤは優しくしてくれた男が大公なら結婚してもいい
ふたりの思想が一致
この会話を隣室で聞いていたアルルカン
そこで乱入して二組、別々のカップルが誕生したところで終了
過程はドロドロでしたが結果的には大団円ですかね

二つの不実が最終的には成就する
そんなお話でした
どうさ!実にNTRだろう?!
偶然って怖い…


内容の割にはそこそこ明るかったので笑えるシーンとかもあったりして面白かったです
アルルカン役の藤波さんの軽快なフットワークとか
大公役の鈴木さんの歓喜や憤怒の演義が段差のある舞台なのでより強調されてました
そして感情の変化と話の区切りに外周でポジション変更するのも良かった
こういうことも考えてセット組んでるんだろうなーとか思ったり
まぁ素人思考なんですけど…
原作も機会があれば読んでみたいね


そういえば劇団銅鑼はかなりの地域密着な劇団さんらしく
パンフレットにこんなものが


こういうのはイイネ!見るだけでも楽しい
次に板橋に来る事があれば参考にしよう


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